Special Thanks
● 謝辞
十番わがふるさと表紙
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表紙裏に掲載された 大正・昭和期の麻布十番商店名
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アメリカ在住の幼なじみとのメ−ルのやり取りが面倒になった事から作られたこのホ−ムペ−ジは、当初子供のころ良く遊んでいた場所の画像のみ
でした。
しかし、宮村町の父の家に遊びに行った時、偶然めくってみた1冊の本”十番わがふるさと”との出会が、七不思議や麻布の地名などを、思い出させてくれました。
使用の許可を得たいと思い、著者稲垣利吉氏に連絡させて頂きましたが、すでに故人となっておられるとの事を、氏の娘さんからお聞きしました。早速当方の意志を伝えた所、
快く使用の許可を頂く事ができました。そして、
- この本は氏が自費で数百部出され、そのほとんどを学校・図書館に寄贈してしまったので、ほとんど残っていない。
- 続編を制作するつもりだったが、その前に氏が故人となられた。
とのお話をお聞きする事が出来ました。調べてみると、十番商店街振興組合にも残っていなく、わずかに麻布図書館に1冊、みなと図書館に3冊しか残って
いない事がわかりました。この場を借りてお礼を申し上げます。
ありがとうございます。
● DEEP AZABUの由来
DEEP AZABU というタイトルは、Blues MusicでいうところのDeep South
からとったもので、「深南部」とか「南部の深淵」とか訳されるようです。
これは、ミシシッピ−河流域のデルタ地帯のことを指し、同時に奴隷であった
黒人達の音楽、Bluesの発祥地とされています。
Blues Musicは南部の広大な綿畑で女達が綿を摘む時の労働歌としてできた
ものだと言われますが、おそらく日本の田植え歌のようものだと思われます。
歌詞も単純な物が多く、明快です。辛さの中にも希望を見つけて歌われた
その音楽は、現代も説得力を持ち続けていると思います。
そして、このサイトのタイトル「DEEP AZABU」は「深い麻布観察」「麻布の真相を追究する」という意味合いから
とったものではなく、私の生まれた「宮村町」が遠い昔から江戸時代初期
まで氷川神社があったため「お宮の鎮座する村」として麻布の深淵で
あったことに由来します。この麻布の深淵である宮村町周辺を中心に、これまでに起こったさまざまな
歴史上の事柄(つい先日の事も含めて)を記録して行きたいと考えています。
また稗史(はいし)という言葉があります。これは辞書などによると、
・民間の言い伝え。
・伝承。
・うわさ。
・作り物語。小説。
・正史に対して反対語。
とのことですがこのサイトにおいても、すでに埋もれてしまった伝承などを「麻布稗史=Blues Music」とこじつけて、
一つでも多くご紹介する事ができたらと考えています。
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